<プロジェクト代表者>
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授 保坂 寛
概要
携帯端末を人から物へ」というキーワードの下、物流分野に端末を活用することを目的とするグループです。メンバーは、ウベパレットレンタルリーシングを始め、ウィルコム、ロケーション、IPS他です。プロジェクトとしては、平成14年11月に立ち上がりましたが、実際の活動は、平成11年3月より始まっています。
きっかけは、平成11年3月、日本経済新聞の一面に載った生態調査用にPHS端末を装着したカラスの写真です。

GPSとPHSによる移動体の位置追跡
これを見たウベパレットレンタルリーシング鰍フ酒田専務が「端末をカラスに装着できるのであれば、物流用パレットや物にも装着できるのではないか」と発想し、写真の提供者に連絡をとった先が東京大学大学院の板生教授であったというわけです。なぜ、酒田専務がそのような発想をしたかというと、物流業界では、パレットの紛失・流失による各社の損失が大きな問題となっているので、鳥瞰的に流れを把握することができれば、その原因究明と対策に役立つのではないかと考えたからです(多くの会社は、物流にパレットを数千から数万枚使用しており、そのパレットは1枚5,000円するものですが、年間にそれらの1-2割がなくなっているという現状です)。
そして、板生教授はその発想をもとに、板生研究室との共同開発が始まったというわけです。開発は、物のうち、まずパレットに装着することを主として始まり、その結果、今般「パレット追跡システム」として商品化され、本年10月15日-19日の「国際総合物流展」お披露目することとなった次第です。「国際総合物流展」での反響と評価は高く、現実にビジネスとして軌道に乗りつつあります。

物流追跡システム(RFID/PHS併用による商品個体レベルの自動追跡)

物流位置情報プロジェクト 〜PHSを用いたパレット追跡システムの開発

物流データロガー(輸送品質管理・輸送品質保証)
第一弾として「パレット追跡システム」として商品化され、その後、建機盗難防止、廃棄物管理、シャーシ・トラック運行管理、そして、「佐川セキュリティパッケージ」として貴重品輸送に利用されるまでに、発展しています。
佐川セキュリティーパッケージ

